朝食は”減らさない“が正解!
「糖質ケアのために、大好きなご飯を我慢しなきゃ……」、そう思い込んでいませんか?
実は、朝食を減らしすぎたり抜いたりして長時間の空腹状態が続くと、かえって次の食事の後に血糖値が急激に跳ね上がり、その反動で今度は急激に低下する「血糖値スパイク」を引き起こしやすくなってしまいます。
この血糖値の急激なアップダウンこそが、食後の猛烈な眠気やだるさ、イライラの原因に。さらに、繰り返すことで血管に大きな負担をかけてしまうのです。
だからこそ大切なのは、糖質を単純にカットすることではなく、吸収の「スピード」をゆるやかにするアプローチ。朝食をしっかりと摂り、タンパク質などを「ちょい足し」するだけで、一日を通して血糖値の急激なアップダウンを抑え、夕方までずっと身軽で若々しい毎日をサポートしてくれます。
ティーライフ健康アドバイザー
医学博士 米井 嘉一先生
慶應大学医学部卒業、同志社大学生命医科学部教授。抗加齢医学研究の第一人者として、研究活動に従事するとともに、研究成果を医療現場、講義、講演、著作、学会発表・論文などで日本のみならず世界に発信している。
朝食に、卵や魚などのタンパク質をプラス。食事量を減らすガマンをするのではなく、朝食に「足し算」をする考え方です。
タンパク質をしっかり摂ることで、数時間後の昼食後の血糖値が上がりにくくなることがわかっています。
しっかり噛みながらゆっくり食べると、糖の吸収スピードがゆるやかに。つい早食いをしてしまう人の味方が「箸置き」です。
口に運んだら、お箸を箸置きに置いてじっくり味わう。この小さなしぐさの繰り返しが、食事のペースを心地よくスローダウンさせてくれます。
温かいお茶は「すするようにゆっくり飲む」ため、早食いや一気飲みを自然と防ぎ、ホッとひと息つきながらゆっくり食べる習慣をつけるのにピッタリ。
ちなみに、甘い飲み物は血糖値が上がりやすく、特に一気飲みは血糖値の急上昇につながりやすいため、注意が必要です。
GIとは、食品に含まれる炭水化物を摂取した際の血糖値の上がり方を示した数値です。食品のGI値目安を知れば、小腹が減った時におやつを我慢するのではなく、味方につけることもできます。
ただし、あまり神経質になりすぎず、バランスの良い食事を心がけることが大切ですよ。



























